大画面でTVとか見て過ごしたい。プロジェクター編1)
お家でも大きな画面で過ごせたら楽しいかな?と常々思ってたのですが、プロジェクターを購入(2021年に購入)、使って見たプロジェクター編となります。
購入を検討されている方も多いかと思いますが、ご参考いただければと思います。ててぺろ、家電に詳しいとか、専門家ではないので、あくまで一般人が選んで、使って見た結果として、ご参考いただければと思います。
|§1.ルクスって??
100インチぐらいの大画面で、スポーツ観戦、映画を見たいと思いたったのが本プロジェクトの始まりです。予算的は5万ぐらい・・・で、何とかならないかと!! 結果、プロジェクター一択になったのは、ご想像に難くないかと思います。といいますか、お家でプロジェクターって、なんかロマン(言い回しが古い・・)を感じますよね!やってみたいですよね!!はい、プロジェクター検討を進めていきます。
皆様もプロジェクターで投影された画面を何かしら目にされたことはあるかと。その際、明るさが気になったところかと思います。ちょっと映像的、色合い的に薄いイメージですよね。つまり『昼間でも鑑賞できるレベル』は欲しいという点は検証しておかないといけません。そのため、明るさの単位『ルクス』、『ルーメン』、その関係性を整理しておきます。

ルーメン(lm)は光源が発するすべての方向の光束の量、ルクス(lux)は照らされた場所に、どれだけの光が入っているかを表す「照度」とのこと。ててぺろが確保したいのは、昼間でも鑑賞できる『ルクス』を確保することですが、元となるルーメンが低いと当然ルクスも低くなり、見にくい画像になるということになります。
解像度(画像を構成する点の密度を示す数値)も必要ですが、ててぺろとしてはまずは最重要項目は機器の持つルーメンをメインに検討開始。
しかし、通販サイトをネットでいろいろ調べると価格とルーメンの相関がぐちゃぐちゃで・・。 ルーメンが高いと価格も高くなるはずで、また企業努力でその上げ幅を少なくすることもわかりますが、極端な例が多すぎて、ルーメン値の信頼性について検証が必要となりました。
|§2.ルーメンについて
結論から言うと、ルーメンには統一された基準がなく、あくまでメーカー公表値となってます。つまり、同一メーカーの機器については比較できるかと思いますが、メーカーが違うと比較困難な数値である可能性は否定できないということです。
この問題を解決するため、The American National Standards Institute (ANSI、アメリカ国家規格協会)がルーメンの規格を定め、ANSIルーメン(ANSI lm)として提唱・導入を実施しているようです。また国際規格としてはISO/IEC21118:2020、日本規格としてはJIS X 6911:2021も規定されているようです。ISO/IEC規格での測定方法はANSI規格と変わらず、どちらの規格を用いた場合でも、同じ製品に対する明るさの測定結果は一致するようです。
|§3.ベンチマーク・・・
この背景を考慮に入れると、実績重視で選定を進めていく必要性を感じます。幸いなことに、大手EPSON様のプロジェクター EB-FH52 を使用する機会があり、ある程度室内(会議室にはなりますが)は落ち着いた照明状態で、100インチ程度の大画面サイズでも明るさ、解像度、映像の動きとして不満はありませんでしたので、ハイスペック機になるかと思いますがこちらの機種をベンチマークとして購入機器を選定を進めました。
(基本スペック)
明るさ: 4000lm (ISO/IEC21118:2020の基準で測定)
スクリーン解像度: Full HD(1920×1080)
光源: UHE(超高圧水銀灯)
ちょっと休憩。